真のユニファイド コミュニケーション (UC) は、その可能性すべてが実現するのなら、この10年を代表するアプリケーションになりうる。UC を用いることで、ユーザーは自分の居場所や通信方法にかかわらず、人やリソースにアクセス可能になる。それにより生産性が大きく向上し、経済的なコストで ビジネスプロセスが促進されるはずだ。ユニファイドコミュニケーションで生産性が向上し、ビジネスプロセスが改善されるのは分かるような気がします(いや、正確には分かってないかもしれません)が、仕事をいかに組み立てるのか等のGTD的なノウハウとの組み合わせがないと十分いかせない機能ではないかなと思います。
『Key Issues for Unified Communications, 2008』と題されたこのレポートには、以下のような記述がある。「PBX ベンダーは、統合メッセージングやインスタント メッセージ (IM) などの UC アプリケーションを擁し、UC 分野に参入した。これに対し、Eメールおよびデスクトップのコラボレーション ツール ベンダーは、ソフトウェア ベースのソリューションを足がかりにし、次第に通信ベンダーと同種の多くのアプリケーションを追加していった。こうして重なり合った2つの分野が、現在、 技術とアーキテクチャの両面で、新たな競争環境を生み出している」なるほど、ハードウェア部分から来ているPBXベンダー、その逆のソフトウェアベンダーが重なり合ったソリューションがユニファイドコミュニケーションであり、結果として参入する企業も多いのか。。。
調査会社の IDC では、UC 市場が2011年までに合計170億ドルまで成長する可能性があると予測しているが、この市場で優位に立つのはソフトウェア ベースのソリューション プロバイダだというのが、Gartner の見方だ。やはり、今後の流れはソフトウェアベースなのでしょうね。ハードウェアは汎用性のあるものを使えるようにしてコストを下げ、ロジック部分であるアプリケーションが主役になるのでしょう。
現在の会社はAvaya、Cisco、IBM、Microsoft、Nortel Networks等とは単体ではなかなか渡り合えないかもしれませんが、ソフトウェアに特化している点を最大限に活用し、どのようなソリューション提供ができるのかを考えていきたいと思っています。
■参考リンク
ユニファイドコミュニケーション分野における競争の激化
■今日の出来事
今日はコートがいらないくらい天気がよい一日でしたね。
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