ブータンで初めての英語のコールセンターを開設する準備が進んでいる。米国の顧客がかけた国内通話がヒマラヤのふもとに転送され、ブータン人のオペレー ターが応答する。農業と水力発電以外に産業がない人口約70万の小国で、若者に就職の機会を与えるとして期待を集めている。コンタクトセンターのオフショア化を進める米国企業とそのオフショアを受託する企業(インド人の方が運営されているようです)のダイナミックな動きには驚かされます。
日本のコンタクトセンターは言語の問題もあり、海外へのオフショアは消極的だと思いますが、このようなダイナミックなコールのやり取りができるとコンタクトセンターの運営方法も大きく変わるのではないでしょうか。
また、ブータンの雇用にもコンタクトセンターは大いに役立つと思うので、コストを下げたいという企業ニーズと雇用を確保したいという国のニーズがマッチした好例ではないかと思います。
海外へのオフショア化は引き続きウォッチしていきたいと思います。
日本企業のオフショアコンタクトセンターについては、やはり言葉の問題をどう考えていくかが課題ですよね。
返信削除JETROが2006年に作成した資料に、アジア各国の日本語検定受験状況が掲載されてました。これを見る限りでは中国がダントツで、次いで韓国という感じです。(14ページにグラフ入りで掲載されています。)
http://www3.jetro.go.jp/jetro-file/BodyUrlPdfDown.do?bodyurlpdf=05001229_001_BUP_0.pdf
ご参考までにどうぞー。
さとうさん
返信削除確かに言語の問題が日本におけるオフショアのKEYであることは間違いありません。
通信、ITといった技術面はほぼ全てクリアされているだけに、あとはオペレーションの課題ということになりそうです。
また、JETROの記事、ありがとうございます。
参考にさせていただきます。