上巻の紹介文より電車で読みながら、動揺する心を抑える事ができなかった。。。
「君にためなら千回でも!」召使いの息子ハッサンはわたしにこう叫び、落ちてゆく凧を追った。同じ乳母の乳を飲み、一緒に育ったハッサン。智恵と勇気にあふれ、頼りになる最良の友。しかし十二歳の冬の凧合戦の日、臆病者のわたしはハッサンを裏切り、友の人生を破壊した。取り返しのつかない仕打ちだった。だが二十六年を経て、一本の電話がわたしを償いの度へと導く。
過去に犯した過ちを償えずに生きてきたアミール。そんな彼の姿は僕の過去にもあった、と思いながら読んでしまいました。あの時、違った選択をしていれば・・・、とか、あの時あんな事を言わなければ・・・、といった記憶は誰にでもあるはず。(そんな記憶をふとしたきっかけで思い出すことがあるのですが、その時は気分が憂鬱になりますが。。。)
アミールのハッサンに対する裏切りは償われたのか。希望はあるのか。それを最後まで見届けて欲しい一冊です。
君のためなら千回でも(上巻) (ハヤカワepi文庫 ホ 1-1)
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君のためなら千回でも(下巻) (ハヤカワepi文庫 ホ 1-2)
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■今日の出来事
昨日はGlobisで同じクラスだった旧友3人とふぐ料理を楽しみました。短い時間だったけどとても楽しめました。
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